方針
まず三角形 の内心と内接円半径を求める。それを球の中心の 平面への射影とし、 軸への接触条件と切り口の半径から球の半径と高さを決める。
解答
辺の長さと面積は半周長は だから、内接円の半径 は内心を とする。頂点を対辺長で重みづけする公式から球の中心を 、半径を とする。球が 軸に接するので、中心と 軸の距離が半径に等しくここでだからまた、 平面の切り口半径が であることからしたがってよって球の中心と半径は
別解
解法2(距離の方程式で内心から求める)
方針
三角形の三辺を直線の方程式で表し、内心から各辺までの距離が等しいことを用いる。その後、球の方程式と接線条件を連立する。
解答
三角形の三辺を含む直線はである。内心を 、内接円半径を とすると、三角形の内部では だから である。
残る二辺までの距離を等置してこれを解くと球の中心を 、半径を とすれば、その方程式はである。 軸への接触条件はである。また で切った円の半径が なのでよってしたがって
総評
難度7、計算量6、目安30分。切り口の円の半径と球の半径を混同しないことが最重要である。内心は辺長による公式と、三辺までの距離を等置する方法の双方で確認した。球が軸に接する条件は、中心からその軸までの距離が球の半径に等しいという空間図形の関係で処理できる。