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大阪大学 1982年度 前期日程 第2次学力試験理系数学 第2問

条件1<x<2n+1,0<ylog2xを満たす整数 x,y を座標とする点 (x,y) の個数を求めよ。ただし、n は正の整数である。

難易度5/ 10計算量4/ 10目安18

指数・対数数列整数 数え上げ和の計算、場合分け

方針

先に整数 y を固定する。対数条件を 2yx と読み替え、各水平列に並ぶ整数点の個数を足す。

解答

条件からylog2x<n+1である。y は正の整数だからy=1,2,,nである。

一つの y を固定する。底が 2>1 であるからylog2x2yx.また、x は整数なのでx=2y,2y+1,,2n+11.その個数は 2n+12y 個である。したがって求める個数 NN=y=1n(2n+12y)=n2n+1(2n+12)=(n1)2n+1+2.数え上げる領域は次のように、各高さ y で左端が 2y となる階段状である。

よって答えは(n1)2n+1+2個である。

別解

解法2(二進区間に分ける)

方針

x2jx<2j+1 という区間に分ける。この区間では log2x=j なので、各 x に対応する y の個数が一定になる。

解答

j=1,2,,n に対して2jx<2j+1とする。この区間には整数 x2j 個あり、各 x についてy=1,2,,jj 個が条件を満たす。したがって求める個数はN=j=1nj2jである。

この和を N とおいて2倍し、添字をずらすと2N=j=2n+1(j1)2j.元の式を引けばN=n2n+1j=1n2j=n2n+1(2n+12)=(n1)2n+1+2.よって答えは(n1)2n+1+2個である。

総評

難度5、計算量4、目安18分。対数を含むが本質は整数格子点の数え上げである。水平列ごとに数える方法と、x を二進区間に分ける方法を示した。端点 x=2n+1 が含まれないことを、2n+11 までとして正しく処理する必要がある。

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出典: 大阪大学 1982年度 前期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。