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大阪大学 1982年度 前期日程 第2次学力試験理系数学 第3問

yz 平面に接する球の xy 平面による切り口が、3点O=(0,0,0),A=(1,3,0),B=(4,0,0)を頂点とする三角形の内接円である。この球の中心および半径を求めよ。

難易度7/ 10計算量6/ 10目安28

図形と方程式ベクトル 座標設定円の性質三角比の利用

方針

切り口の中心と半径を三角形の内心・内接円半径として求める。球が yz 平面に接するので、球の半径は中心の x 座標の絶対値に等しい。

解答

三角形 OAB についてOA=2,OB=4,AB=23,[OAB]=23.したがって内接円の半径はρ=233+3=31,内心 I は次の点である。I=(33,31,0)球の中心を C=(h,k,t)、半径を R とするとh=33,k=31.球は yz 平面、すなわち x=0 に接するからR=h=33.さらに切り口半径が ρ なのでR2=t2+ρ2.よってt2=(33)2(31)2=843=(62)2.したがってC=(33,31,±(62)),R=33.

別解

解法2(球の方程式から決める)

方針

三辺までの距離を用いて切り口の円を決定し、その円が球の方程式を z=0 としたものに一致する条件と、x=0 への接触条件を連立する。

解答

切り口の円の中心を (h,k,0)、半径を ρ とする。三角形の三辺はy=0,3xy=0,x+3y4=0.各辺までの距離が ρ であることからk=ρ,3hk2=k,4h3k2=k.これを解いてh=33,k=ρ=31を得る。

球を(xh)2+(yk)2+(zt)2=R2と表す。yz 平面 x=0 に接することからR=h=33.また z=0 とおいた切り口の半径が ρ なのでR2t2=ρ2.したがってt2=(33)2(31)2=(62)2.ゆえにC=(33,31,±(62)),R=33.

総評

難度7、計算量6、目安28分。文系第4問と切り口は同じだが、接する対象が z 軸ではなく yz 平面である。したがって球の半径は中心から平面 x=0 までの距離、すなわち x 座標で決まる。内心の計算と球の高さの正負まで省略なく示した。

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出典: 大阪大学 1982年度 前期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。