方針
各辺の単位方向ベクトルから3点の座標を求め、三角形の面積を二次式にして平方完成する。
解答
(1) CA=AB=2 である。C から A への単位方向ベクトルは (−21,23) だからE=C+t(−21,23)=(1−2t,23t).また A から B への単位方向ベクトルは (−21,−23) だからF=A+t(−21,−23)=(−2t,3(1−2t)).(2) D=(−1+t,0) である。DE と DF の成分を用いて三角形の面積を計算すると[DEF]=21(2−23t)3(1−2t)−23t(1−23t)=43(3t2−6t+4)=43{3(t−1)2+1}.0≤t≤2 であるから、この面積は t=1 のとき最小になる。そのときD=(−1+1,0)=(0,0).したがって求める点は D(0,0) である。
別解
解法2
方針
3辺の方向ベクトルのなす角が120度であることを使い、DEF が正三角形であることとその一辺の長さを求める。
解答
(1)
辺の長さは2である。辺 CA,AB の単位方向を使えばE=(1−2t,23t),F=(−2t,3(1−2t)).(2)
u,v をそれぞれ BC,CA 方向の単位ベクトルとするとu⋅v=cos120∘=−1/2 である。DE=2u+t(v−u)=(2−t)u+tvだからDE2=(2−t)2+t2−t(2−t)=3t2−6t+4.120度回転で D,E,F が巡回するため △DEF は正三角形である。よって[DEF]=43DE2=43{3(t−1)2+1}.0≦t≦2 なので最小は t=1。このとき D=(−1+t,0)=(0,0) である。
総評
辺上の距離をそのまま単位方向ベクトルに掛けると座標が簡潔に出る。面積は外積に相当する2次の行列式で計算し、絶対値の中を整理すると常に正の 3(t−1)2+1 になる。定義域 0≤t≤2 の確認も必要である。目安時間は15分。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。
冊子PDFで見る阪大の図形と方程式の問題で問題集を作る
出典: 大阪大学 1988年度 後期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。