方針
座標三角形の面積公式だけで比を求め、 を一定にする。二接線を連立して交点を求め、積 から軌跡を出す。
解答
、、 とする。座標による三角形の面積公式から従って特に である。
の における接線はである。 の二接線の交点を とすると、連立して従ってまた である。
逆に 、 を満たす点を取り、と置けば、上の式から接線の交点は になる。よって軌跡はである。
別解
解法2(比 r=b/a を先に固定する)
方針
初めから と置く。面積比で を決めると、接点は一つの倍率 だけで動く。交点座標を で表し、 を消去する。
解答
と置く。二三角形の底と高さを座標から求めると従っては一定である。
接点の 座標が のとき、接線は と書ける。 の二式を連立すると を動かすと第一座標は に比例し、第二座標は に反比例する。その積は従って は正の枝上を動く。逆にこの枝上では第一座標から正の が一意に決まり、第二座標も積の式で一致するため、枝全体が実現される。
総評
難易度6、計算量5。目安時間は22分である。非行列問題なので行列式は使わず、座標三角形の面積公式と接線の連立だけで完結させた。面積比から が一定になること、軌跡の正の枝全体が実現されることが採点の要点である。