方針
(1) は公比を既約分数 として整数条件を素因数で追う。(2)は指数をそろえ、二つの有限和の指数列を比較する。(3)は絶対値の折れ目ごとに導関数を求め、符号が負から正へ変わる整数を探す。
解答
(1)
()とおく。四項が整数になるには が必要であるから、 と書ける。このとき を最小にするには 、最小の互いに素な である を選べばよい。したがって(2)
よりしたがってよって である。 のとき、 と に現れる指数はともに で等しい。 では右辺に 、左辺に が加わり、 より初めて右辺が大きくなる。したがって(3)
ではすべての が負なので では ではゆえに では導関数は 、 では1となるので、 で減少から増加へ変わる。したがって
総評
目安は25分。空欄形式でも根拠を整理すると誤算を防げる。(1)では「公比が整数でない」から を落とさない。(2)は で等号、 で初めて逆転する。(3)では と、区間をまたぐと導関数が だけ増えることを確認する。