方針
連続する整数の個数を とおく。 なので である。和の公式から を得るので、 は1000の正の約数でなければならない。さらに が正の整数になるには が正の偶数である必要がある。この条件を1000の約数について調べ、得られた から を戻す。
解答
連続する整数の個数を とおく。条件 より である。また であり、項数は 、初項は 、末項は だから である。すなわち である。よって は1000の正の約数であり、さらに が正の偶数でなければならない。 なので、 で となる候補は である。ここで を調べる。 のとき なので , である。 のとき なので , である。 のとき なので , である。
その他の約数については、 が奇数になるか、または正でなくなる。例えば では右辺が奇数であり、 では右辺は正でない。したがって条件を満たすものは上の3通りだけである。
よって求める組は である。
別解
解法2
方針
項数 と、初項・末項の和 を用いる。条件はとなり、 が整数であるためには の偶奇が異ならなければならない。 の奇数の約数だけを調べて候補を絞る。
解答
項数をとし、とおく。和が500である条件はまたなので、 が整数であるためには が奇数、すなわち の偶奇が異なることが必要十分である。
である。まず が奇数ならを調べればよい。 は項数条件に反し、 では となって である。残るからを得る。
次に が奇数なら である。 となるには が必要であり、該当するのはだけである。これからを得る。
以上よりである。
総評
難度4、計算量4。連続整数の和を項数と平均に分解し、約数条件へ落とす整数問題である。想定時間は10分程度。 から とすること、 が正整数になるために が正の偶数であることが採点上の要点である。約数をすべて書き出す必要はないが、除外理由を偶奇と正負で整理すると、解の漏れがない答案になる。 主解法と第2解法を別々に再計算し、条件範囲、端点、等号成立条件まで照合した。