方針
(1) は最初の1辺を動く を時刻 で座標表示し、線分を高さ比 で内分する。(2)は時刻0,1,2に対応する3点が切り口の頂点になるので行列式で面積を求める。(3)は高さ で積分する。
解答
(1) では線分 上で高さが の点は だから(2) 1周の3つの辺について同様に考えると、切り口は次の3点を頂点とする三角形である。2本の辺ベクトルの行列式から面積 は(3) よって体積は高さ の三角形切り口
別解
解法2
方針
高さ の点は下の点と上の点のアフィン結合 である。上の三角形は下の三角形を頂点一つ分だけ巡回置換した配置なので,切り口を与える平面変換の行列式から面積比を一度に求める。
解答
(1)
下の平面でとする。最初の1秒では高さ の点は だから\newpage
\brackethead{切り口の三頂点と面積}
(2)
三辺の切替時刻から,切り口の三頂点は基準三角形の二辺を列とする行列に対し,高さ の変換は巡回置換とのアフィン結合になる。その面積倍率,すなわち行列式は元の正三角形の面積は だから(3)
よって
総評
難度7、計算量7。想定時間は30分程度で、難問として後回しも合理的である。切り口の境界を連続的に追う代わりに、3辺の切替時刻に得られる3頂点を求めるのが核心である。面積式は で元の正三角形の面積 に戻ることを検算に使える。