方針
を原点とし, を の一次結合で表す.等距離条件を距離の2乗で展開し,内積に関する3本の一次方程式へ直す.
解答
を原点とし、とおく。条件より である。また角の条件から である。 は から等距離にあるから、 である。例えば なので、 から が得られる。同様にしてである。
ここで とおく。内積の値を用いると、となる。第1式から 、第3式から である。これを第2式に代入すると すなわち である。これと を引き比べると であり、、 となる。したがって である。
よってしたがって である。
四面体と外心
別解
解法2
方針
を原点, を互いに直交する座標軸上へ置く.角と辺長から の座標を定め,3本の垂直二等分平面を連立して を求める.
解答
座標を置いて求める。、、 とおく。、 より の 座標は であり、 より の 座標は である。したがって、向きを選べば とできる。 とする。 より だから である。また より だから である。さらに より である。、 を代入すると となり、整理して を得る。よって となり、同じく である。
総評
空間ベクトルの内積条件に帰着する問題で、目安時間は18分程度。等距離条件を距離の2乗で展開すると、未知点 に関する一次条件になることが核心である。座標を置く別解も見通しがよく、 と を直交する軸上に置けるため計算は短い。どちらの解法でも、 と の相手を取り違えないこと、最後に求めるのは の座標ではなく の長さであることに注意する。