方針
特性方程式を因数分解し、 の一般項を求める。 は重解になるため別に扱う。(1)は7点を計算して正六角形を描き、(3)は を満たす出目を表で数えて例外を除く。
解答
(1)
のときである。漸化式からを得る。
したがって、できる図形は正六角形である。
(2)
特性方程式はである。 のとき、初期条件からを得る。 では なのでである。
(3)
まず とする。一般項からである。よってであればよい。 で候補を整理するととなり、全部で10組である。
ただし では である。この場合はより となるため除く。したがって有効な出目は7組で、確率はである。
別解
解法2
方針
階差 を取ると、1次の等比数列になる。これを和に戻して一般項を得る。(1)では辺ベクトルの長さと回転角から正六角形を示し、(2)(3)は等比和の式へ直接代入する。
解答
(1) とおくと、漸化式からである。 だからとなる。 ではである。したがって各辺 は長さ1で、直前の辺から ずつ回転する。6辺の和は0だから、解法1の図の正六角形が得られる。
(2)
ならである。 を代入するととなる。
(3)
ではである。これを出目36組について調べると、解法1の表にある10組を得る。そのうち となる3組では、階差がとなり だから条件を満たさない。よって確率はである。
総評
難度7、目安時間28分。特性方程式でも階差でも一般項を得られるが、 では分母 が0になるため例外処理が必須である。(1)は辺ベクトルが一定角だけ回転することを図と結び付ける。(3)は候補10組を表で明示し、 の3組を除いて7組とする。