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上智大学 2012年度 一般選抜理工学部数学 第1問

(1) 関数f(x)=23sin2x2sinx+a(0xπ)の最小値が 3 である。このとき,a の値と,f(x) が最小となる x を求めよ。

(2) n5 以上の自然数とする。1 以上 n 以下の自然数から互いに隣り合わない 2 つを選ぶ組合せの総数,およびどの 2 つも隣り合わない 3 つを選ぶ組合せの総数を求めよ。

(3) 三角形 OAB において,辺 OA1:3 に内分する点を C,辺 OB4:3 に内分する点を D,線分 ADBC の交点を P とする。AP:PD=s:(1s)BP:PC=t:(1t) とするとき,s,t を求めよ。
また,OP の延長と辺 AB との交点を Q とするとき,OQOP で表せ。

難易度6/ 10計算量6/ 10目安15

三角関数場合の数ベクトル 式変形、三角比の利用数え上げベクトル成分計算、面積比、小問利用

方針

(1) sin2x2=1cosx2 を用いて cosx,sinx の一次式に直し,合成して最小値を調べる。(2) 隣り合わない条件は,選ぶ数の間に少なくとも1個の未選択があることに対応させて数える。(3) 座標を置いて交点を求め,比をそのまま読む。最後に OPOQ の比を確認する。

解答

(1) 23sin2x2sinx=3(1cosx)sinx=3(3cosx+sinx)である。ここで3cosx+sinx=2cos(xπ6)よりf(x)=a+32cos(xπ6)と書ける。0xπ では x=π6 のとき cos(xπ6) は最大値1をとるから,minf(x)=a+32.
これが 3 に等しいので
a=2
である。また,最小となるのはx=π6である。

(2)
隣り合う2つの組は
(1,2),(2,3),,(n1,n)
n1 通りである。よって,隣り合わない2つの組合せの総数はn(n1)2(n1)=(n1)(n2)2である。

次に,1a<b<cn がどの2つも隣り合わないとするとba+2,cb+2である。そこでa=a,b=b1,c=c2とおくと
1a<b<cn2
が任意に対応する。したがって個数は
(n2)(n3)(n4)6
である。

(3)
O を原点,A=aB=b とおくとC=14a,D=47bである。
P
P=(1u)A+uD
とおくとP=(1u)a+4u7bである。また
P=vB+(1v)C
とおくとP=1v4a+vbである。係数を比較して1u=1v4,4u7=vを得る。これを解くとu=78,v=12である。
したがってAP:PD=78:18=7:1より
s=78,
またBP:PC=12:12=1:1より
t=12
である。

さらに P=18a+12b である。直線 OP 上の点は λP と書け,これが直線 AB 上にあるためには係数の和が1になればよいからλ(18+12)=1すなわち
λ=85
である。ゆえにOQ=85OPである。

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出典: 上智大学 2012年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。