(1)
直線 y=−6x と放物線 C:y=x2−2ax+4a が接するためには,連立して得られる二次方程式が重解をもてばよい。
x2−2ax+4a=−6x
より
x2+(6−2a)x+4a=0.
判別式を D とするとD=(6−2a)2−16a=4(a2−10a+9)である。接するから D=0 なので
a2−10a+9=0
(a−1)(a−9)=0
より
a=1, 9
である。
(2)
放物線 C の頂点は x=a のときで,その y 座標は
a2−2a⋅a+4a=4a−a2
である。よって頂点は (a,4a−a2) であり,a=x と消去して
y=4x−x2
を得る。したがって軌跡の方程式は
y=−x2+4x
である。
(3)
点 (x,y) を C が通るためには,ある実数 a が存在して
y=x2−2ax+4a
を満たせばよい。これを a について整理すると
y−x2=2a(2−x)
である。
x=2 のときはa=2(2−x)y−x2と一意に定まり,そのような実数 a が存在する。
x=2 のときは左辺が 0 でなければならないから
y=4
である。
したがって必要十分条件は(x=2) または (y=4)である。言い換えると,x=2 のときに限り y=4 を要する。
(4)
放物線 C の x=t における接線を考える。C の導関数は
y′=2x−2a
だから,接点 x=t における傾きは 2t−2a である。したがって接線はy−(t2−2at+4a)=(2t−2a)(x−t)となり,整理すると
y=(2t−2a)x−t2+4a
である。
この接線が点 (3,−1) を通るためには
−1=3(2t−2a)−t2+4a
すなわち
2a=6t−t2+1
である。右辺は
2a=10−(t−3)2
と書けるからa=5−2(t−3)2である。
よって a≤5 が必要である。また,a≤5 なら
(t−3)2=2(5−a)
を満たす実数 t が存在するので接線が引ける。
したがって必要十分条件は
a≤5
である。