方針 (1) 各行列を,直線に関する対称移動と回転移動の標準行列に照合する。(2) P=(x,y)P=(x,y) とおき,2変換の合成で得た QQ と PP の一次従属条件を行列式で表す。 解答 (1) (0110)(0110)は (x,y)↦(y,x)(x,y)↦(y,x) だから,直線 y=xy=x に関する対称移動である。 直線 y=(tanϕ)xy=(tanϕ)x に関する対称移動の行列は(cos2ϕsin2ϕsin2ϕ−cos2ϕ)(cos2ϕsin2ϕsin2ϕ−cos2ϕ)である。第2の行列では 2ϕ=π/32ϕ=π/3 なので,直線y=13xy=31xに関する対称移動である。 第3の行列は回転行列(cosπ6−sinπ6sinπ6cosπ6)(cos6πsin6π−sin6πcos6π)だから,原点のまわりの反時計回り 30∘30∘ の回転移動である。 (2) P=(x,y)P=(x,y) とする。xx 軸に関する対称移動の後に 30∘30∘ 回転するとQ=(3x+y2, x−3y2)Q=(23x+y,2x−3y)となる。2つの変換はいずれも距離を保つのでOQOP=1OPOQ=1.O,P,QO,P,Q が一直線上にある条件はxx−3y2−y3x+y2=0x2x−3y−y23x+y=0,すなわちx2−23xy−y2=0x2−23xy−y2=0である。x≠0x=0 として m=y/xm=y/x とおけばm2+23m−1=0m2+23m−1=0よりm=2−3,m=−(2+3)m=2−3,m=−(2+3).したがって求める2直線はy=(2−3)x,y=−(2+3)xy=(2−3)x,y=−(2+3)xである。