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上智大学 2014年度 一般選抜理工学部数学 第2問

xyz空間において,xy平面に原点O(0,0,0)で接し,中心がC(0,0,1)であるような球面をSとする.点P(23,0,3)に点光源をおくとき,xy平面上にできるSの影Sを考える.

(1)Pから球面Sに引いた接線のうち接点をAとする.線分PAの長さと,CPA=θとするときのsinθを求めよ.

(2) 球面S上で光が当たる部分と影の部分との境界は,ある平面と球面との交わりである.その平面の中心座標と半径を求めよ.

(3)Sは,xy平面上のある楕円の内部である.その楕円の長軸の長さを求めよ.

難易度6/ 10計算量5/ 10目安20

図形と方程式 座標設定三角比の利用図形的解釈面積計算軌跡

方針

点P,球の中心C,接点Aでできる直角三角形CPAを用いて接線長と角度を求める.境界円はPとCを結ぶ方向に垂直な平面で切った円になるので,中心はCP上にある.影の境界は,Pからxy平面上の点への光線が球に接する条件を判別式で出し,楕円の長軸を読む.

解答

(1) \ 球面Sの半径は,中心C(0,0,1)から原点O(0,0,0)までの距離より1である.

Pから接点Aへの接線は半径CAに垂直だから,三角形CPAAで直角である.
まずCP=(23)2+02+(31)2=12+4=4であるから,ピタゴラスの定理よりPA2=CP2CA2=4212=15となり,PA=15である.

また,θ=CPAとすると,直角三角形CPAsinθ=CACP=14である.

(2) \ 光が当たる部分と影の部分の境界は,点Pから球に引いた接線が接する点の集合であるから,その接点全体はある円をなす.この円の中心はCP上にある.

CP=4CA=1より,接点円の中心はCからCP方向へ距離1/4だけ進んだ点である.CPの単位ベクトルは(234,0,24)=(32,0,12)だから,中心は(0,0,1)+14(32,0,12)=(38,0,98)である.

半径は1(14)2=154である.

したがって,中心は(38,0,98),半径は154である.

(3) \ xy平面上の点を(x,y,0)とおく.点Pとこの点を結ぶ直線が球X2+Y2+(Z1)2=1に接する条件を調べる。

直線上の点を
(23,0,3)+t(x23,y,3)
とおくと,球との交点条件はtについての二次方程式になる.接する条件は判別式が0であるから,計算すると境界は
(x+23)2+5y2=15
となる.

したがって影Sは,中心(23,0),長軸の半径15,短軸の半径3の楕円の内部である.よって長軸の長さは
215
である。

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出典: 上智大学 2014年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。