方針
点P,球の中心C,接点Aでできる直角三角形CPAを用いて接線長と角度を求める.境界円はPとCを結ぶ方向に垂直な平面で切った円になるので,中心はCP上にある.影の境界は,Pからxy平面上の点への光線が球に接する条件を判別式で出し,楕円の長軸を読む.
解答
(1) \ 球面の半径は,中心から原点までの距離よりである.
から接点への接線は半径に垂直だから,三角形はで直角である.
まずであるから,ピタゴラスの定理よりとなり,である.
また,とすると,直角三角形でである.
(2) \ 光が当たる部分と影の部分の境界は,点から球に引いた接線が接する点の集合であるから,その接点全体はある円をなす.この円の中心は上にある.
,より,接点円の中心はから方向へ距離だけ進んだ点である.の単位ベクトルはだから,中心はである.
半径はである.
したがって,中心は,半径はである.
(3) \ 平面上の点をとおく.点とこの点を結ぶ直線が球に接する条件を調べる。
直線上の点を
とおくと,球との交点条件はについての二次方程式になる.接する条件は判別式が0であるから,計算すると境界は
となる.
したがって影は,中心,長軸の半径,短軸の半径の楕円の内部である.よって長軸の長さは
である。