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上智大学 2013年度 一般選抜理工学部数学 第2問

xy平面上の点A(42,42)を中心とする半径4の円Rを考える。糸の一方の端点を原点Oに固定し,糸をたるみのない状態で円Rに下側から1点で接するように張ったとき,Oと反対側の糸の端点をPとする。糸とRとの接点をBとすると,BPの長さは4πであった。

(1) OBの長さ,OBx軸の正の向きとのなす角,および点Bx座標を求めよ。

(2) 次に,糸をたるみのないように張ったまま,点Bを起点としてその糸のBPの部分を毎秒30の円周で円Rに巻きつけていく。巻きつけている部分から,Bではない方の端点をCとする。0t6とすると,巻きつけ始めてからt秒後の時点でのACCP,および点Pの速さを求めよ。

難易度7/ 10計算量6/ 10目安20

図形と方程式三角関数微分 座標設定三角比の利用円の性質接線・法線面積計算微分による最大最小、計算整理

方針

(1) 原点から円への接線に着目し,半径と接線の垂直性から直角三角形を作る。(2) 巻き取り角の時間変化を中心角で表し,残りの糸の長さと接点の位置を時間の関数として記述する。最後に微分して点Pの速さを出す。

解答

(1)

円の中心はA(42,42),原点はO=(0,0)であるからOA=(42)2+(42)2=8である。
接点Bでは半径ABが接線OBに垂直なので,OABBを直角とする直角三角形である。よってOB=OA2AB2=8242=43.

またcosAOB=OBOA=438=32より
AOB=30.
OAx軸の正の向きとなす角が45であるから,接線OBはその下側にあり,x軸の正の向きとなす角は4530=15である。
したがってB=(43cos15,43sin15)であり,cos15=6+24だから,Bx座標は436+24=32+6である。

(2)

BPの長さは4π,半径は4なので,対応する中心角は4π4=πである。
巻きつける角速度は毎秒30=π6ラジアンであるから,t秒後に巻きついた弧の中心角はπ6t,残りの弧CPの中心角はππ6t=π6(6t)である。したがってCP=4π6(6t)=2π3(6t)である。

また,接点Cは中心Aのまわりを角速度π6で動く。t=0C=Bだから,ACの偏角をθとするとθ=5π12+π6t=π12(2t5)である。よってAC=4(cosθ,sinθ),θ=π12(2t5).さらに,点Pの速さは,巻き取りによる接線方向の移動であるからdPdt=π6CPとなる。したがってdPdt=π62π3(6t)=π29(6t)である。

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出典: 上智大学 2013年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。