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上智大学 2022年度 学部学科試験・共通テスト併用方式理工学部数学 第4問

座標平面上に円 C:x2+y2=4 と点 P(6,0) がある。円 C 上を点 A(2a,2b) が動くとき,線分 AP の中点を M とし,線分 AP の垂直二等分線を とする。

(1)M の軌跡の方程式を求め,その軌跡を図示せよ。

(2) 直線 の方程式を,a,b を用いて表せ。

(3) 直線 が通過する領域を表す不等式を求め,その領域を図示せよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安17

図形と方程式関数 座標設定軌跡円の性質不等式評価、式変形、図形的解釈

方針

(1) 中点の座標を求め,円の方程式に代入する。(2) 垂直二等分線は等距離条件で求める。(3) 直線群の通過領域は,ある実数の取りうる範囲として内積評価に帰着する。

解答

(1)

A(2a,2b) は円 x2+y2=4 上にあるから
(2a)2+(2b)2=4,
すなわち
a2+b2=1
である。線分 AP の中点 MM(2a+62,2b2)=(a+3,b)である。M=(x,y) とおけば a=x3, b=y なので
(x3)2+y2=1
を得る。したがって,軌跡は中心 (3,0),半径1の円である。

(2)

直線 上の点を (x,y) とすると,AP から等距離であるから(x2a)2+(y2b)2=(x6)2+y2.
a2+b2=1 を用いて整理すると
ax+by=3x8
となる。これが直線 の方程式である。

(3)

(x,y) を通る直線 が存在するための条件は,
a2+b2=1 を満たす実数 a,b によって
ax+by=3x8
と書けることである。内積の取りうる範囲よりx2+y2ax+byx2+y2だから,必要十分条件は3x8x2+y2.
両辺を二乗して
x2+y2(3x8)2
を得る。したがって通過領域は
y28(x3)28
で表され,境界を含む双曲線の左右の枝の間の領域である。

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出典: 上智大学 2022年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。