(1)
順に計算すると
z2=(1+i)z1−i=−i
より
z2=0−1i
である。
次に
z3=(1+i)z2−i=(1+i)(−i)−i=1−2i
だから
z3=1−2i
である。
さらに
z4=(1+i)z3−i=(1+i)(1−2i)−i=3−2i
より
z4=3−2i
である。
(2)
1+i の絶対値は
∣1+i∣=12+12=2
であり,偏角は π/4 である。したがって
1+i=2(cos4π+isin4π)
となる。
よってr=2,θ=41πである。
(3)
不動点 p を求めると
p=(1+i)p−i
を満たすから
−ip=−i
より
p=1
である。
そこで wn=zn−1 とおくと
wn+1=(1+i)wn
となり,w1=−1 だから
wn=−(1+i)n−1
である。したがって
zn=1−(1+i)n−1
と表される。
このとき,回転拡大の中心は 1 であるから,すべての △PAnAn+1 が相似となる点 P は複素数 1+0i に対応する。
(4)
一般式 zn=1−(1+i)n−1 を用いる。∣1+i∣=2 なので
∣(1+i)n−1∣=22n−1
である。
実際に
z21=1−(1+i)20=1−(−1024)=1025
だから
∣z21∣=1025>1000
である。一方,n≤20 では ∣zn∣≤1000 であるから,最小の n は
21
である。
(5)
A2022+k が実軸上にあることは,z2022+k が実数であることと同値である。
一般式より
zn=1−22n−1(cos4(n−1)π+isin4(n−1)π)
であるから,虚部が 0 となるには
sin4(n−1)π=0
すなわち
n≡1(mod4)
であればよい。2022≡2(mod4) なので,2022+k≡1(mod4) となる最小の正の整数は
k=3
である。