(1)
半径 PiO と球の進行方向のなす角が π/8 なので,接線となす角は2π−8π=83πである。円では,接線と弦のなす角はその弦に対する円周角に等しいから,隣り合う打点の中心角は2⋅83π=43πずつ進む。
p1 を x 軸正方向の単位ベクトルとみると,p1=(1,0),p2=(−22,22),p3=(0,−1),p4=(22,22)となる。p3=ap1+bp2 とおくと,成分比較よりa−22b=0,22b=−1.
したがって
b=−2,a=−1.
ゆえにp3=−p1−2p2.
同様に p4=ap1+bp2 とおくとa−22b=22,22b=22より
b=1,a=2.
したがってp4=2p1+p2.
(2)
打点は毎回 43π ずつ回転するので,Pi の偏角は
0,43π,46π,49π,…
と進む。Pi=P1 となるには,回転角が 2π の整数倍になればよい。最小の正の整数は8⋅43π=6πが 2π の整数倍となる場合であるから,
i=9
である。
(3) P1=(1,0),P2=(−22,22),P3=(0,−1),P4=(22,22)である。
まず直線 P1P2 の傾きは−22−122−0=1−2だからP1P2:y=(1−2)(x−1).
また直線 P3P4 の傾きは2222+1=2+1よりP3P4:y=(2+1)x−1.
これらの交点を A とすると,(1−2)(x−1)=(2+1)x−1よりx=21,y=22−1.
したがってA=(21,22−1).OA=ap1+bp2 とおくと,成分比較よりa−22b=21,22b=22−1.これからb=1−22,a=22.
よってOA=22p1+(1−22)p2.次に P6=(22,−22), P7=(0,1) である。直線 P6P7 の傾きは
−(2+1)
だからP6P7:y=−(2+1)x+1.
これと P1P2 の交点を B とすると(1−2)(x−1)=−(2+1)x+1よりx=1−22,y=1−22.
したがってB=(1−22,1−22).
よって OB=ap1+bp2 とおくとa−22b=1−22,22b=1−22.これからb=2−1,a=2−2.
したがってOB=(2−2)p1+(2−1)p2.
(4)
球の軌道は,中心角 43π ずつ進む8本の弦で構成される。線分 OQ がちょうど2回通過する領域を,これらの三角形の重なりとして整理すると,対称性から同形の部分に分けて数え上げられる。
その面積は
2−2
である。