方針
(1) はが方程式の解であることを、を掛けて利用する。(2)は漸化式の特性方程式を作り、(1)の形に合わせて一般項を置く。初期条件から係数を決める。
解答
(1) はの解であるから を満たす。これらにそれぞれを掛けるとである。第1式に、第2式にを掛けて加えれば を得る。
(2)
漸化式は であるから、特性方程式は である。その2解を とする。(1)より とおける。
初期条件から である。を第2式に代入して を得る。, より である。したがって となる。よってである。
別解
解法2
方針
(1) は の満たす方程式を線形結合する。(2)は提示された式を と置き、初期値2個と漸化式を満たすことから数列の一意性で証明する。
解答
(1) にそれぞれ を掛けて加えるとこれはである。
(2) とし、 とおく。 はの解だから、(1)によりまたしたがって と与えられた は同じ初期値と漸化式を持つ。順次一意に定まるので であり、提示された一般項が成り立つ。
総評
難度5、計算量4。目安時間は16分。前半の一般論を後半にそのまま使う構成であり、特性方程式型の漸化式を丁寧に処理できるかが問われる。係数の計算ではを使うと整理しやすい。別解のように、与えられた式が初期条件と漸化式を満たすことを確認して示すこともできる。