方針
直線上の点を媒介変数で表す。軸までの距離は、点に対してであるから、その2乗を2次式として最小化する。平方完成により最小値を求める。
解答
直線は点と点を通る。方向ベクトルは であるから、上の点は実数を用いて と表せる。
点から軸までの距離はである。したがって距離の2乗は である。平方完成すると である。よって距離の2乗の最小値はであり、求める最小距離は である。なお、このときであり、対応する点は である。
別解
解法2
方針
直線を 平面へ正射影する。射影点は直線 上を動くので、元の点から 軸までの最小距離は、原点からこの平面直線までの距離として求められる。
解答
直線 上の点はと表される。点 から 軸までの距離はであり、これは の 平面への射影と原点との距離に等しい。
射影点は直線上を動く。従って原点からこの直線までの距離公式により垂線の足はであり、 に対応する。よってこの最小値は実際に達成される。
総評
難度4、計算量3。目安時間は10分。空間直線の問題だが、軸までの距離は成分だけで決まるため、1変数2次式の最小化に落ちる。距離そのものではなく距離の2乗を扱えば平方根を避けられる。別解のように、平面への射影として見ると、なぜ座標が計算に出てこないかも明確になる。