方針
実数解の有無は判別式 で決まる。 の最大が6なので、 には が小さい場合しかあり得ない。(2)は解と係数の関係から とし、 のもとで非実数解になる出方を数える。
解答
(1)
判別式は である。実数解をもつ条件は である。 なので であり、、すなわち の場合だけを調べればよい。
の場合は であり、 だから の3通りである。 の場合は であり、 だから のみである。したがって有利な出方は 通りである。全事象は 通りなので、求める確率は である。
(2)
解と係数の関係より である。したがって となるには が必要十分である。
とする。 のとき、非実数解をもつ条件は なので の3通りである。 のときは であるから、 のすべてで非実数解をもつ。したがって有利な出方は 通りである。よって確率は である。
総評
難度5、計算量5。目安時間は15分。判別式と解と係数の関係を使う標準的な確率問題である。採点点は、 の最大値から調べる範囲を に絞ること、 を と読み替えること、非実数解では を数えることである。出方は順序つきの3回のサイコロなので、最後は必ず で割る。 別解監査では、積の表を縦横どちらから数えるかだけの変更は同じ判別式計数であるため、独立解法として水増ししていない。