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東北大学 2020年度
理系数学 前期 第1問

問題

であるの頂点から辺に下ろした垂線と辺との交点をとする。

(1) と表すとき,の値を求めよ。

(2) 実数の範囲を動くとする。辺に内分する点をとするとき,の最小値およびそのときのの値を求めよ。

出典:東北大学 2020年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第1問

方針

解法1(垂線が座標軸に平行になる配置を使う方法)

(1) は余弦定理で を求める。(2) は 軸上に置き、 の座標を で表す。3つの距離の平方を加え、平方完成する。

解法2(重心の平方距離公式を使う方法)

三角形の重心を とし、恒等式 を用いる。 上を動くので を平方完成する。

解答

解法1(垂線が座標軸に平行になる配置を使う方法)

(1)

余弦定理より

だから

(2)

とおく。(1) より

だから

したがって

これらを加えると

は含まれるので、最小値は

であり、そのとき

である。

東北大学 2020年度 前期 第1問の図1

解法2(重心の平方距離公式を使う方法)

(1)

余弦定理により

(2)

とすると

三角形 の重心を とすると

任意の点 について

が成り立つ。ここで

また

したがって

よって最小値は 、そのとき である。