方針
の 座標を とし、直線 の傾きを と置く。直線 の傾きは なので、 の大きさは二直線のなす角で決まる。正接を用いると、最大化は の最小化に帰着する。最後に、その最大時の を使って の条件を内積で立てる。
解答
点 の 座標を とする。このとき である。
直線 の傾きは である。これを とおく。直線 の傾きは である。
二直線のなす角を とすると ここで であるから、 は のとき最大になる。今回の角は なので、 の最大と の最大は一致する。
したがって より よって、 が最大になるときの点 の 座標は である。
次に、このとき が直角になる条件を求める。 なので、 から へ向かうベクトルは である。また だから、 から へ向かうベクトルは が直角であることは と同値である。したがって なので両辺を で割って よって となり、
別解
解法2(角の正接を微分する)
方針
直線 の傾きを と置き、角 の正接を の式で表す。その式を微分して最大点を決め、後半は最大時の傾きから直交条件を立てる。
解答
点 の 座標を とすると とおく。この角は鋭角であり、二直線のなす角の公式からこれを で微分するとしたがって は まで増加し、その後減少する。 では正接も狭義単調に増加するので、 も同じとき最大となる。よってこのとき直角条件は だから
総評
難度6、計算量5、目安28分。放物線上の2点を結ぶ直線の傾きが両端の 座標の和になることを使う。正接の平方完成と偏角の微分という2経路で最大条件を照合し、後半は と の直交条件を用いた。