方針
旗の色そのものではなく、番号0と同じ色か異なる色かの2状態だけを追う。次の人が番号0と同色になる2通りを足して一次漸化式を作り、定常値 を引いて等比数列にする。
解答
番号0の人と番号 の人が同じ色である確率を とする。番号 の人が番号0と同じ色になるのは
・番号 が同じ色で、次も同じ色を選ぶ場合
・番号 が異なる色で、次は異なる色を選ぶ場合
である。したがってまた である。ここでとおくとよってであり、求める確率は「番号0と同じか」だけを状態として残す
別解
解法2(色が変わる回数の偶奇)
方針
隣り合う2人の間で色が変わる事象を1回の反転と考える。番号0と番号 が同色であるための必要十分条件は、最初の 区間で反転回数が偶数になること。二項展開の偶数項だけを取り出す。
解答
番号 から番号 へ進むとき、色が変わらない確率は 、色が変わる確率は である。番号0と番号 が同じ色になるのは、 回のうち色が変わった回数が偶数のとき、かつそのときに限る。
偶数回の項の和を 、奇数回の項の和を とする。二項展開よりである。また、奇数回の項だけ符号を変えると2式を加えてこれが であるから なら常に同色、 なら偶数番だけ同色となり、この式は端の場合にも一致する。
総評
局所的な色の選択を、番号0との同異という2状態へ圧縮する確率問題。目安時間は12分。初期値は であり、番号0が赤白を半々に選ぶこと自体は相対的な同色確率に影響しない。漸化式と反転回数の偶奇の2通りで一般項と端点 を確認した。