方針
表の枚数を二項分布で表し、、 を重複なく集計する。
期待利益では勝率だけでなく、受け取る150円と失う400円を掛ける。
解答
(1)
Aの表の枚数を 、Bの表の枚数を とする。すると であり、 である。
Aが勝つ確率はである。各 について数えるとである。よって である。
同様にBが勝つ確率はである。したがって引き分けの確率は である。
よってである。
(2)
Aが勝つと、Bの投げた50円硬貨3枚をもらうので、Aの利益は である。Aが負けると、100円硬貨4枚をBに渡すので、Aの利益は である。引き分けでは利益は0円である。
したがってAの期待利益は円である。Aの期待利益が負であるから、Bの期待利益は正である。よって である。
別解
解法2(同時分布表)
方針
の重みを整数係数 と で表し、
の表を対角線の上下に分ける。分母128の整数和として勝敗・引分を一度に得る。
解答
(1)
の確率はである。分子だけを表にするととなる。、、 の部分を加えると、それぞれである。したがって(2)
Aの期待利益はよってBの方が有利である。
総評
難度は10段階中4、計算量は10段階中4程度。想定時間は10分から14分程度。勝率だけならAが高いが、金額を考えると期待値で判断する必要がある問題である。採点では、重複のない勝敗確率の集計、引き分けを残りで求める整理、Aが勝つと150円・負けると400円という得失の非対称性を正しく入れることが重要である。確率と金額を分けて表にしておくと計算ミスを減らせる。
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