方針
と置くと,条件から は中心角 の点になる。縦線の足 の距離は2点の 座標の差なので, である。 と置いて 上の方程式 の解を数え,最後に各 に対応する の個数を反映する。
解答
は正の 軸である。そこで とおく。このとき条件より, から同じ角だけ正の向きに回ったところが であるから, の偏角は である。したがって である。
点 はそれぞれ から 軸へ下ろした垂線の足なので, である。よって である。
ここで とおくと なので である。したがって,関数 について の解を数えればよい。 は上に開く放物線で, である。また零点は である。
まず を考える。 のとき, 内の解は左側に1つある。ただし では も解になり, では解は である。
次に を考える。 のとき, 内に2つの解がある。 のときは の1つだけで, では解はない。
最後に, に戻して個数を数える。 の1つの には2つの が対応する。一方, には の1通り, には の1通りだけが対応する。
以上より,求める位置の数はである。
別解
解法2
方針
と置き、 の水平線との交点数を放物線のグラフで数える。端点 だけ偏角が1通りになることを最後に補正する。
解答
の偏角を とすれば の偏角は である。したがって とおくと放物線の頂点は 、端点の値は である。水平線 、 との交点を数し、 の解は偏角2通り、 は1通りと戻す。結果はである。
総評
難易度は7,計算量は6程度である。想定時間は24分から34分程度。角の条件から の偏角を , の偏角を と置けるかが第一段階である。その後は の解の個数問題になるが, の個数と点 の位置の個数は一致しない。 では2通り, では1通りという戻し方を最後に丁寧に行うと,境界値 の個数を誤りにくい。