方針
2つの対称平面を求めて反射点の座標を出す。底面を三角形OPQに選び、点Qから直線OPまでの距離で底面積を求め、点Rから平面OPQまでの距離を高さにする。
解答
軸を含む対称面は 、 軸を含む対称面は である。平面内の直線対称を計算すると とおく。底面を に選ぶとしたがって底面積は平面 の方程式はである。点 からこの平面までの距離はよって(1)、(2)より
別解
解法2
方針
底面を に選び、その底辺 と中線 が直交することを使う。平面 の方程式から原点までの高さを求め、底面積と高さだけで体積を出す。
解答
軸を含み点 を通る平面は である。 平面内で点 を直線 に関して対称移動するとを得る。同様にである。
以下、 とおく。 の中点を とすると直線 の方向は であり、 と垂直である。したがってであり、底面 の面積は平面 の方程式は、3点を代入して確かめればである。よって原点 からこの平面までの距離は(1)、(2)より、四面体の体積は
総評
難易度は5,計算量は4程度である。想定時間は16分から24分程度。理科では体積だけが問われているが,結局は反射点 の座標を正しく出す必要がある。平面を , と置ければ,残りは2次元の直線対称である。体積では3点の座標をそのまま体積計算へ進めるより,, を列に使うと符号や次数のミスを減らせる。文科第4問と同型だが,理科では体積だけが答えなので,座標計算を途中結果として整理してから体積式に進むと答案が締まる。