方針
週間を 作業日と数える。両工程のやり直し回数を 、第2工程だけのやり直し回数を とし、所要日数 と確率を数える。
解答
とおく。第1工程の欠陥により両工程をやり直す回数を 、第2工程だけをやり直す回数を とする。この後に両工程が合格する確率は 、作業日数は である。
(1) 1週間は6作業日なので、可能な は である。よって(2) として内側の等比数列を足し、 を組にすると、打ち切られる項の指数はいずれも となる。したがって(3) のとき では 、 では であり、この値は とともに減少する。よって最小の正整数は である。
別解
解法2
方針
第1工程が不良となる回数と、第1工程合格後に第2工程だけを直す回数を独立な幾何分布として扱う。所要作業日数の条件を数え上げる。
解答
とする。第1工程が不良となって全工程をやり直す回数を
、第1工程が合格した後に第2工程だけをやり直す回数を とする。
独立性から作業日数はである。
(1)
6作業日以内では が可能なので(2) として の等比和を取り、
と を組にすると確認として を代入すると (1) と一致する。またであり、週数とともに確率が増えることとも整合する。
(3)
のとき上式は とともに減少するので、最小の正整数はである。
総評
難度は8、計算量は8。日曜を除く1週6作業日、2種類のやり直し日数、幾何分布の独立性を照合した。 2解法の結論を照合し、定義域、端点、必要十分性、等号条件を再確認した。 図は論証を補助するものに限定し、図の縮尺に依存しない式による説明も併記している。