方針
重み は に依存せず、 だけで決まる。したがって、まず求める の値を の条件に直す。(1) は または という端の条件なので、 はそれぞれ1通りに決まる。残りは の取り方を数える。(2) では として を固定し、 とおく。 の範囲から の範囲を決め、各 に対して は 通りであることを足し上げる。 では を超えるので該当しない。
解答
(1)
まず であり、 は によらない。 となる条件は すなわち である。ところが条件より 、 だから、 となるには でなければならない。このとき は を満たす整数であり、 の 通りである。したがって個数は である。
次に となる条件は すなわち である。条件より 、 だから、 となるには でなければならない。このとき は を満たす整数であり、 の 通りである。したがって個数は である。
(2)
以下 とする。このとき である。したがって は すなわち と同値である。
条件より 、 であるから、 である。したがって のときは となり、該当するパターンは存在しない。
次に とする。 より である。 から 、また であるから、 の範囲は である。この範囲の整数 は 個ある。
各 に対して、 は を満たす整数であるから、その個数は である。よって求める個数は である。ここで とおくと、各項は なので、和はである。
以上より、 の整数 に対する答えはである。
総評
条件が多く見えるが、 が だけで決まることを見抜くと整理しやすい。目安時間は18分。(1) は端の和 なので が一意に決まり、残る の範囲だけを数える。(2) では の場合を落とさないこと、 の個数が であること、和の始点が であることが採点点である。端点 では 通り、 では 通りとなり、式の確認にも使える。