方針
写像は8個の入力それぞれへの0,1の割当てとして数える。(2)では与えられた表が直前2項の排他的な違いを出力していることを読み取る。(4)では、過去の項を固定すると新しい項 の二つの候補が必ず連続する偶数・奇数の組になることを使い、先頭から順に構成する。
解答
(1) の8個の各要素に対し、像は0または1の2通りから独立に選べる。したがって通りである。
(2) 与えられた表を2進数の下3桁で見ると、入力 に対してであり、最上位の には依存しない。また である。目標の は奇数番目で0、偶数番目で1だから、 であり、 ではとすればよい。よってすなわちである。
(3) 各組 では を2通りから選ぶと はその反対に一意に決まる。4組は独立なので通りである。
(4) 任意の01数列 を固定する。まず だから、 となる がただ一つ存在する。
まで選べたとする。 では入力候補は と 、 ではである。いずれも という一組である。条件(P)によりこの二つの の値は0と1を一つずつ取るから、 を得る方を としてただ一つ選べる。
以上を まで繰り返せば、与えられた任意の を生む01数列 が構成できる。
条件・検算
各段階で候補入力は必ず の対になり、条件(P)により出力0と1が1つずつ現れる。したがって構成は途中で止まらず、しかも一意である。
総評
難度5、計算量3。想定時間は20分程度。(2)の表を暗記的に追うより、下2桁が等しいか異なるかを出力する規則と見抜くと簡潔になる。(4)では存在だけでなく各段階で選択が一意であることまで書くと論証が締まる。