方針
点と直線の距離公式で を絶対値つきの2次式として表す。 では符号が で変わるので, は と に分けて積分する。(2) は の式だけを使い, の分子を3次関数 として微分する。臨界点と両端 の値を必ず比較し,最大値・最小値を決める。
解答
(1)
直線 は である。点 と直線 の距離はである。 では , なので である。一方, では である。したがってである。 のときである。 のときはである。よってである。
(2) では である。したがってである。 とおくと である。 にある臨界点は だけである。また符号は となる。よって は で最小値をとり,最大値は端点で比較すればよい。
各値は であり,さらにである。 なので,最大値は で 最小値は で である。
別解
別解(微積分の基本定理から直接増減を調べる)
方針
(1) で得た を改めて展開せず, と置いて を使う。 を因数分解すれば,区間内の増減と端点比較だけで最大・最小が決まる。
解答
(1)
点と直線の距離公式よりしたがって では
, では
である。これを積分してを得る。
(2)
とおく。 では微積分の基本定理により
だから区間 にある零点は だけである。したがって
は で減少し,
で増加する。
比較に必要な値はである。よって最大値は のとき最小値は のときである。
総評
目安時間は12分。距離公式,絶対値の符号分け,積分下端 の処理が得点の核である。 では を足し忘れない。最大・最小は展開した3次式の微分と, を使う方法で一致を確認した。臨界点だけでなく端点 の比較が必要である。