方針
が整数条件を含むので、合同式で を から一意に決める。実際には となる。初期値から と の周期を出し、1周期の和で を整理する。
解答
(1)
より、 は で割り切れる。 であり、 は のいずれかであるからをみたす が一意に定まる。
から順に求めるとである。したがってである。
(2)
上の計算から はを繰り返し、これに対応して はを繰り返す。よって と書くと、1周期の和は であるからである。
別解
解法2
方針
まず が保たれることを示し、取り得る4状態 の遷移表を作る。表から4周期が一目で分かるので、各周期の の和と端数部分を分けて求める。
解答
(1)
と仮定する。 よりであり、 だから なので、帰納的にすべての で は のいずれかである。
各状態で が の倍数となる を選ぶと、遷移表はとなる。初期状態は だから(2)
遷移表よりが4項ごとに繰り返され、その和は である。、 とおくと、端数部分の和は順にである。したがってを得る。
総評
難度4、計算量4。想定時間は10分程度。整数条件を合同式に読み替えれば、初期値から周期がすぐに現れる。採点上は が各段階で一意に定まる理由と、最後に で余りを分けた和を書くことが重要である。状態遷移表を使う場合は、先に を示して表が全状態を尽くしていることを確認すると論証が閉じる。