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横浜国立大学 2022年度
理系数学 第1問

問題

次の問いに答えよ。

(1) 0でない実数に対して、定積分

の式で表せ。

(2) 平面において、曲線

と、軸と、軸で囲まれた部分の面積を求めよ。

出典:横浜国立大学 2022年度 前期 理系 第1問

方針

解法1(部分積分を連立する方法)

(1)は を別々に積分し切ろうとせず、部分積分による2本の関係式を作って連立する。(2)は曲線が第1象限を の減少方向に進むことを確認し、面積を と表す。倍角公式で (1) の に帰着させる。

解法2(原始関数と別の面積公式を使う方法)

(1)は を微分して係数を合わせ、原始関数を直接作る。(2)は座標軸上の線分では であることを用い、面積を曲線上の として計算する。解法1とは異なる面積表示で符号も確認する。

解答

解法1(部分積分を連立する方法)

(1)

部分積分により

また

連立して

(2)

曲線は から へ進み、

よって

したがって

(1)へ を代入すると

また

以上より

解法2(原始関数と別の面積公式を使う方法)

(1)

微分して確かめると

端点 を代入して

(2)

囲まれた領域と曲線の概形は次の通りである。

横浜国立大学 2022年度 第1問の図1

正の向きに境界を一周すると、座標軸上の部分は なので

ここで

より

(1)の の値を代入して整理すると