方針
座標だけを見れば、Lは 、Rは の移動である。
区間 から出ず、 回後に位置 にいる通り数を
とし、 で更新する。
必要な4区間の総数を比較して、下端・上端への到達条件を包除する。
解答
(1)
となるにはLとRが2回ずつ必要である。
そのうち途中で正にならないものはだから(2)
を、時刻 まで常に
を保ち、 となる通り数とする。
区間外を0と約束すれば更新表は次の通りである。よって(3)
同じ更新により、全時刻で 、、
にとどまる8歩の総数は、それぞれ と得られる。
は、 にとどまるものから
に一度も達しないものを引けばよい。したがって(4)
(3)の55通りから のものを除く。
にとどまり、かつ に到達するものは通りである。よって
別解
解法2(反射法と短い区間の強制移動を使う方法)
方針
(2) は全 通りから、下側の境界 または上側の境界
に到達する経路を反射法で引く。(3)では下側境界を に変えた数も同様に求める。
幅2以下の区間にとどまる経路は、偶数回目の選択または強制交互移動として直接数える。
解答
(1)
4歩で原点へ戻り、途中で正にならない列はのみである。よって(2)
全経路は 通りである。
に達する経路を、初めて に達したところで反射して数えると74通り、
に達する経路は46通りとなる。具体的には8歩以内に と の両方へ達することはできない。
したがって(3)
にとどまる経路を数える。
に達する経路は、同じ反射法で通りである。 に達するものは46通りであり、両方へ達するものは
の1通りだけである。よってしたがって に到達し、かつ を超えないものは(4)
では奇数回後の位置は必ず である。
2,4,6,8回目には と0のどちらへ行くかを選べるので通り。 では移動がLRLRと一意なので1通りである。
よって は15通りであり、
総評
難度5、計算量5、目安18分。2次元の図に惑わされず、
座標だけの 移動へ落とす。
状態更新では区間外を0とし、端点から余計に流入させない。
(3)は下端 への到達、(4)はさらに上端側への到達を差で数える。
反射法でも2つの境界到達事象の重なりを必ず確認する。