方針
とおく指定をそのまま使い,を先に簡単にする。はを考えて階差に直し,最後は偶数番目と奇数番目を分けて最小値を調べる。
解答
(1)
公差をとすると,であるからである。よりである。したがってである。
(2)
とおくと,漸化式よりである。またであるからである。よってである。
(3)
(1),(2)よりである。したがってである。を代入するとである。でとおくとである。よりとなる。よってでであり,も同じ式を満たす。したがってである。
(4)
であるからである。奇数番目についてである。これが正となる最小のはを満たす最小の自然数であるから,である。
また,偶数 についてはである。正の整数 について右辺は0以上であり,等号は のときに成り立つ。したがって偶数番目の最小値は7である。奇数番目は上の差の符号からまで減少し,その後は増加する。したがって奇数番目の最小はである。より,が最小となるのはである。
総評
難度5,計算量4。想定時間は25分程度。指定された と により2本の漸化式を階差へ直す。(4)は偶数・奇数に分け,偶数側を ,奇数側を隣接差の符号で厳密に評価する。床関数の偶奇処理と,最小値を整数範囲で証明する点が要所である。