方針
内積とHの位置は文系型と同じ。最後は,Hの三角形ABC内での重みから,平面OCHが辺ABと交わる点Dの位置を求め,底面ABCの面積比を体積比に移す。
解答
(1)
すべての面が合同であるから,,である。したがってである。三角形AOBは辺の長さがの二等辺三角形であるから,底辺をとすると高さはである。よって面積はである。
(2) である。,よりである。内積の値を代入してを得る。よってである。
(3)
(2)よりである。したがってよりである。
(4)
(2)よりである。平面OCHと平面ABCの交線は直線CHである。直線CHが辺ABと交わる点をDとすると,Dは直線CH上にあるから,Hの重みを用いて,Dはで表される。したがって である。底面上の位置関係は次の模式図で表せる。
\hfil
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平面OCHは四面体を,底面が三角形ACDの部分と三角形BCDの部分に分ける。底面ABC上の面積比はであり,高さは共通なので体積比もである。四面体OABC全体の体積はであるから,体積が小さい方はである。
総評
難度6,計算量5。想定時間は25分程度。前半は内積と垂直条件の標準処理である。(4)では から直線CHと辺ABの交点 を求め, を底面積比・体積比へ移す。Hを切断面の頂点と誤認すること,面積比の向きを逆にすることが典型的な失点である。