方針
(1) は求める平面の法線を未知成分で置き、 の方向と の法線の双方に垂直という条件を解く。(2)は両直線上の点を媒介変数で表し、その差が の法線と平行になる条件を解く。
解答
平面 の法線ベクトルはであり、 は点 を通り、方向ベクトルをもつ。
求める平面の法線を とおく。この平面が を含み、 と直交する条件はである。これを満たす法線としてをとれる。点 を通ることからしたがって求める平面は位置関係を模式的に描くと次のようになる。
\newpage
上の点をそれぞれとおく。求める直線は と直交するからとなる。成分を比較してを解くとしたがってかつ である。よって求める直線は
別解
解法2(平面を2方向で張って交点を求める)
方針
(1) では、求める平面が の方向と の法線方向をともに含むことを利用し、媒介表示から方程式を得る。(2)ではその平面と の交点を先に求め、そこから に垂直な直線を引く。
解答
に直交する平面には、 の法線方向 が含まれる。また、この平面は の方向 も含む。したがって平面上の点はと表せる。この表示からよって求める平面は 上の点をとおき、(1)の平面へ代入するとしたがって で を通り と直交する直線はである。 のとき点 となり、これは で媒介変数を とした点である。よってこの直線は確かに両直線と交わり、答えはである。
総評
難度5、計算量4、目安20分。平面どうしの直交を法線の直交へ、直線と平面の関係を方向ベクトルへ翻訳する問題である。法線成分を解く方法と、平面を2つの方向で張る方法をそろえ、最終直線が の双方と交わることまで代入で確認した。