方針
三角形 は平面 上にあるので,与えられた直線との交点 を求める。この点の 座標が,頂点 の三角形内にある条件 を立て, を代入する。
解答
三角形 は平面 上にある。直線の共通の値を とおけばである。 では なので,平面との交点はである。
平面上で三角形の頂点はとなる。点 がこの三角形の周または内部にあるための必要十分条件はである。
ここに を代入する。第1の条件からを得る。またを について解くととなる。
したがって求める条件はである。図示すると,境界を含む,3点を頂点とする三角形領域である。
別解
解法2
方針
平面 との交点を求めた後、三角形内の点を3頂点の係数和1の非負な結合で表す。係数から への対応は一次式なので、三角形 の3頂点が 平面のどの3点へ移るかを調べれば、領域全体が直ちに分かる。
解答
直線の共通の値を とおくとである。三角形 は平面 上にあるから、共有点があるとすれば であり、その点を とするとである。
点 が三角形 の周または内部にあることは、ある が存在してと書けることと同値である。座標を比較するとだから(1)は係数 に関する一次式である。したがって、 の領域は三角形の3頂点に対応する点を頂点とする三角形になる。具体的にはである。
よって求める範囲は、境界を含む3点 を頂点とする三角形である。不等式ではと表される。
総評
難易度5、計算量4。想定時間12〜18分。空間問題に見えるが、三角形は 上にあるので、直線とこの平面との交点 を求めれば平面上の領域判定になる。求める 領域の頂点は である。交点の座標と を取り違えると別の三角形になるため、3頂点を元の に戻して検算する。境界を含むことも明記する。