1回の試行で A が起こる確率は 5/8、起こらない確率は 3/8 である。4回のうち A が2回以上起こる確率は、0回または1回起こる確率を1から引けばよい。したがって1−(83)4−4C185(83)3である。これを計算すると 1−409681−4096540=40963475 である。
(3)n 回の試行で事象 A が起こる回数を K とする。すると K は成功確率 5/8 の二項分布に従う。問題の確率変数は X=3K であるからE(X)=k=0∑n3knCk(85)k(83)n−kである。二項定理よりE(X)=k=0∑nnCk(815)k(83)n−k=(815+83)n=(49)nである。
4回中の成功回数を K とすると K∼Bin(4,5/8)。よってP(K≧2)=1−P(K=0)−P(K=1)=1−(83)4−4⋅85(83)3=40963475.(3)
1回分の成功指示変数を I とすればE(3I)=83⋅1+85⋅3=49.各回は独立で、K=I1+⋯+In だからE(X)=E(3K)=E(3I1)E(3I2)⋯E(3In)=(49)n.
総評
二項分布と期待値の標準問題で、想定時間は25分程度。最初に1回の成功確率を正しく出せるかがすべてである。積が4で割り切れない場合は、偶数が少ない場合ではなく「2の因数の総数が0個または1個」と見ると、目が4の場合を自然に処理できる。(3)は K の分布を書いたあと、二項定理で E(3K) をまとめるのが最短である。