方針
13人を日曜日・土曜日・その他の三種類に分類する多項分布として数える。(1) は日曜が 人,土曜が 人,その他が 人になる並べ方と確率を掛ける。(2) は に固定し, を一つ増やしたときの確率比を調べると,最大となる を分布全体を計算せずに決められる。
解答
(1)
13人を,日曜日生まれ,土曜日生まれ,その他の曜日生まれの三種類に分けて考える。それぞれの確率は である。 となるには,13人のうち日曜日生まれを 人,土曜日生まれを 人,その他を 人選べばよい。したがってである。
(2) と固定する。このとき は を動く。隣り合う確率の比を取るとこの比が 以上である条件は すなわち である。したがって確率は から へ増加し, から では比が なので同じ値を取り,その後は減少する。
よって最大となるのは である。
別解
解法2
方針
(1) は13人を3群に分ける多項分布として数える。(2)は と分かった後の残り11人に条件を付け、日曜生まれの人数を二項分布として比で最大化する。
解答
(1)
日曜日生まれ 人、土曜日生まれ 人、その他 人の選び方は通りである。各配置の確率を掛けてを得る。
(2)
となる土曜日生まれの2人を除いた11人は、いずれも「土曜日以外」に生まれている。この条件のもとで一人が日曜日生まれである確率はしたがって を固定したとき、 の による変化はに比例する。隣接比はこれは で より大きく、 で 、 で より小さい。よって最大となるのはである。
総評
多項分布と隣接比の基本問題である。所要時間は8分程度。(1) では「その他の曜日」の確率が であることをまとめて扱うと式が短い。(2) は直接すべての を計算する必要はなく,隣接比 を見るのが最も確実である。比が から でちょうど になるため,最大が二つある点に注意する。