方針
直角の頂点を原点に置き,とを座標軸に沿わせる。は辺をからだけ進んだ点なので,座標を一次結合で表せる。を計算すると,との長さは別々に出るが,和を取ると同じ平方和が現れ,最後はにまとまる。
解答
を原点に置き,,とする。であり,なので である。
と置けば、距離の平方をそのまま和にできる。
はを等分した分点のうち,に近い方から番目の点である。したがってである。よってである。
(1)
について和をとる。まずである。同様にである。したがってである。
(2)
(1) より である。したがってである。
総評
難度5、計算量4。直角三角形を座標化すれば,分点の座標と距離の平方が素直に出る。との係数が同じ平方和になるため,最後にへまとめられることがポイントである。分点の向きを逆にしても和は同じになるが,答案ではがに近い方から数えられていることを明記すると安全である。目安時間は15分前後。
採点点は、分点の座標、 の式、平方和、ピタゴラスの定理による への集約、極限の5段階である。