方針
奇数個ずつの群に分けているので,第 群の開始番号を奇数和から求める。和 は の形を使って端だけを残す。最後は不等式を2次式に直し,最小の自然数を境目で確認する。
解答
(1)
第 群より前にある項の個数はである。したがって第 群の最初の項の番号は求める項そのものはである。
(2)
第 群は から までである。またよって中間の項が消え、(3)
条件へ(2)を代入すると分母は正であるからここでまた、この2次式の軸は であり、 では増加する。したがって条件を満たす最小の自然数はである。
総評
難度は10段階中4、計算量は10段階中4。試験場での目安は16分で、位置づけは標準的な完答対象である。主な採点点は、群の始点と終点を平方数で表し、望ましい和を正確に評価すること。注意点は、最後の不等式で境界値201と202を確認すること。
補足。群分けでは「第 群の最後が 」になる構造を見抜くと整理しやすい。和を差の形に分解すると中間の項がほとんど消え,残った2つの分数だけで不等式に進める。最後の2次不等式では根を小数で求めなくても,201と202を直接調べれば最小値を確定できる。