方針
直交する3本の辺を座標軸に取り、、、 と置く。(1) は と から として の範囲を決め、 の最小・最大を調べる。(2) は の面積を2辺の長さと内積から計算し、 で に直す。(3) は (2) の式が の増加関数であることから、(1) の最小の を使う。
解答
準備 は互いに直交し、長さがすべて1である。そこで とおく。このとき である。 は辺上の点で、 だから である。
(1) より、相加相乗平均から である。等号は のときに成り立ち、この値は確かに辺上の条件 を満たす。
次に最大値を調べる。 と書くと、 より なので である。また だから である。この範囲で とおくと であり、 で最小となる。したがって最大値は端点で調べればよい。 で、どちらも である。よって である。
(2) である。したがってである。
三角形の面積を とするとだからである。ここで より であり、また である。したがって である。面積は正なので である。
(3)
(2) で得た式 は、今回の範囲 では が小さいほど小さい。したがって は (1) の範囲で最小の のとき最小となる。
相加相乗平均の等号条件より、このとき であり、 と合わせて である。このときである。よって のとき最小値 をとる。
総評
難度5、計算量5。目安時間は20分。空間図形を座標化して、面積を内積公式で処理する問題である。(1) では だけでなく、点が辺上にあるため であることを必ず使う。(2) は内積が1になる点を見落としやすい。最後に へ直すと計算が短い。(3) は が の増加関数であることと、等号条件 を明示すれば十分である。