方針
まず を通る平面を求める。 はともに を満たし、原点も通るので平面は である。 は と置き、 と 、さらに から一意に決める。(3)では点 の平面 への垂線の足を先に求め、 の係数比較で を出す。
解答
点 はいずれも を満たす。また と は一直線上でないので、これらを通る平面 は である。
(1)
は 上にあるから とおける。 座標は正である。 が に垂直なので であり、 である。また より だから である。 より を得る。したがってである。
(2) である。 とおくと、成分比較により である。2式を引くと なので である。これを に代入して より である。したがって である。
(3)
平面 は であり、その法線方向は である。点 からこの平面へ下ろした垂線の足は、 の平均をとって である。
とおくとである。したがって を得る。2式を引くと なので である。これを第2式に戻すとである。よって である。
別解
別解(直交基底への射影)
方針
(1) は平面 上で 、 を解く。(2) は を利用し、 の両辺と の内積を取る。(3) は同じ直交する2方向への正射影として を直接求める。
解答
平面 は である。
(1) とおく。 より 、 より である。 を用いると(2) 、、 である。 の両辺と の内積を取るとまた両辺と の内積を取ると(3) は平面 内の直交する2方向である。したがって、 の位置ベクトル を平面へ正射影した はよって
総評
難度5、計算量5。目安時間は18分。平面 を早く見つけると、全体が成分計算でまとまる。採点点は、 と置いて垂直条件と長さ条件を両方使うこと、 により符号を選ぶこと、(3)で垂線の足を正しく平均で表すことである。最後の は点 の座標であり、(1)の の一時的な文字とは別物として整理して書くと混乱しにくい。