方針
なので、 を固定して の範囲 を見る。 は で最小になるため、区間 が3の左にあるか、3をまたぐか、右にあるかで縦方向の の範囲が変わる。 では1区間だけ、 では で場合分けして縦の長さを積分する。
解答
であるから、 を固定すると であり、 である。したがって、固定した に対して が区間 を動くときの の最小値と最大値を調べればよい。
(1)
のとき、 である。この範囲では なので、区間 は の左側にある。 が3に近いほど は小さくなるから、 である。よって面積は である。被積分関数を整理すると なので である。
(2)
のとき、 である。区間 と の位置関係で分ける。
では、(1)と同じく縦の長さは である。
では、区間 は を含むので最小値は0である。端点までの距離は と で、 では だから、最大値は である。縦の長さは である。
でも最小値は0であるが、今度は なので、縦の長さは である。
では、区間 は の右側にある。したがって であり、縦の長さは である。
以上よりである。各項は である。したがって である。
別解
別解(高さを固定した横断面)
方針
とおくと または である。各枝について 、 を の区間へ直し、同じ高さに現れる2区間の和集合の長さを求める。最後は で横断面積分する。
解答
とおくと または である。固定した に対し、条件 、 はの範囲を が動くことを表す。
(1) のとき、枝 は区間を生じない。枝 から得られる横断面の長さ はである。 より(2) のとき、2つの枝からできる区間の和集合を調べると、横断面の長さはである。したがって
総評
難度6、計算量5。目安時間は20分。変数変換に見えるが、 がそのまま残るため、固定した ごとの縦断面を調べるのが最も安全である。採点点は、 が をまたぐかどうかで下端が0になること、 と で上端が入れ替わること、最後に縦の長さを積分することである。 は単調ではないため、単純に端点だけを同じ順序で写すと誤りやすい。