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熊本大学 2017年度
文理共通数学 第3問

問題

とし,数列を次のように定める.とする.)に対して,座標平面上の曲線上の点における接線と直線との交点の座標をとする.ただし,乗を表す.以下の問いに答えよ.

(問1) すべての自然数に対し,が成り立つことを示せ.

(問2) とおくとき,を用いて表せ.

(問3) 数列の一般項を求めよ.

出典:熊本大学 2017年度 前期 文理共通 第3問

方針

解法1

接点の座標をとおき,の接線との交点を計算してを得る。正値性はこの漸化式から帰納的に示す。により一次漸化式へ直し,を等比数列として解く。

解法2

接線計算から得たに対し,対数漸化式を固定点移動せず反復する。最後は得られた一般項を元の漸化式へ代入して帰納的にも確認する。

解答

解法1

(問1)

とおく。 であるから,曲線 の点 における接線は

である。これと の交点の座標は

より, のとき である。したがって

である。 であり, ならば であるから,すべての自然数に対して が成り立つ。

(問2)

より

である。

(問3)

である。(問2)より

であるから, は初項 ,公比 の等比数列である。よって

すなわち である。したがって

である。

解法2

(問1)

とおくと,接線は

である。との交点では

となるので,なら

である。から帰納的にすべてのは正である。

(問2)

である。

(問3)

であり,漸化式を繰り返すと

となる。よって

である。実際,この式はを満たし,となる。