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熊本大学 2017年度
文理共通数学 第4問

問題

とし,は自然数とする.数列を次のように定める.とする.)に対して,座標平面上の曲線上の点における接線と直線との交点の座標をとする.ただし,乗を表す.以下の問いに答えよ.

(問1) すべての自然数に対し,が成り立つことを示せ.

(問2) とおくとき,を用いて表せ.

(問3) 数列の一般項を求めよ.

出典:熊本大学 2017年度 前期 文理共通 第4問

方針

解法1

接点の座標をとして,接線との交点からを得る。対数を取るととなる。で一次漸化式の解き方が分かれるため,最後に場合分けしてへ戻す。

解法2

接線からを得て対数をとり,得られた一次漸化式を反復代入と等比和で解く。だけは先に分ける。

解答

解法1

(問1)

とおく。 であるから,曲線 の点 における接線は

である。これと の交点の座標は

より である。したがって

である。 であり, ならば であるから,すべての自然数に対して が成り立つ。

(問2)

(問1)より

である。

(問3)

である。

のとき,(問2)より であるから

である。したがって

である。

のとき,

である。よって

となり,

である。したがって

である。

解法2

(問1)

とおくと接線はであり,との交点から

を得る。なので,帰納的にである。

(問2)

である。

(問3)

である。ならだから

である。なら反復代入して

となる。よって

である。