方針
を成分で計算する。 の係数ベクトルを平行四辺形の2辺と見て、内積による面積公式を用いる。最小時の底面の平面方程式を作り、原点からの高さを求める。
解答
(1) である。 より(2)
の係数ベクトルをとおく。 だから、この2ベクトルが平行四辺形の隣り合う辺である。内積を計算するとよって平行四辺形の面積についてしたがって(3)
のとき、底面の2方向はである。法線ベクトルを とするとを満たせばよいので、 を取れる。 に対応する底面上の点は だから、底面の平面はである。原点からこの平面へ下ろした垂線の足はよって四角錐の体積は
別解
解法2(射影で面積を求める)
方針
射影で一方の辺に垂直な成分を求めて面積を計算し、底面の2方向に垂直なベクトルから高さを求める。
解答
(1)
点 は(2) とおく。 の に垂直な成分を高さと見ればゆえに で最小値 を取る。
(3)
のとき、底面の2辺に垂直な はを満たすので、法線ベクトルを と取れる。底面は を通るから、その平面と原点からの高さはしたがって体積は
総評
難度7、目安時間30分。点 を「基準点+2本の方向ベクトル」と表すことが要点である。面積は内積公式でも射影でも に帰着する。体積では最小時の底面に垂直な方向を内積の連立条件から求めれば、高校数学の空間ベクトルだけで処理できる。