方針
まず の増減を微分で調べる。条件 は対数を取り正の数で割ることで に変形する。 は で減少するので, はすべて数え, の場合だけ を除外する。最後は得られた を代入し, の和の極限を区分求積で評価する。
解答
(問1)とおくとである。したがって で , で である。よって で極大となり,その極大値はである。極小値はない。
(問2)とおく。(問1)より, は で減少する。
条件の各辺の自然対数をとり,正の数 で割るとすなわちである。 では となるから不適である。
であるから, なら が成り立つ。したがって,この場合の個数はである。
次に の場合を考える。 は から成り立ち, であるから, は不適である。一方, なら である。実際, は から従う。よって で可能なのは のときであり,その個数は 個である。ただし のときは 個である。
以上より, では条件を満たす組はなく, である。 ではである。
(問3)
では (問2) よりである。したがってである。区分求積法よりであり, から までを除いても極限は変わらない。よって求める極限はである。
別解
解法2(問3:4乗和の公式)
方針
(問2)の式を代入した後,区分求積ではなく4乗和の公式を使い,最高次項だけを読んで極限を求める。
解答
(問3)
では である。したがって,4乗和の公式を用いると
総評
難度7,計算量6,想定時間25分。公式の出題意図どおり, のグラフを整数対の数え上げへ転用する。 を除外し, の例外 を処理するのが要点。 を直接列挙し,最後の極限は区分求積と4乗和公式の二通りで を確認した。