方針
の内積を から求め, との内積条件を使う。垂線の足 は平面 上にあり,条件が対称なので とおける。高さ は から求め,外心 も の形にして の条件を解く。
解答
図は位置関係を示す模式図であり, は の中点である。対称性から は同一直線上にある。
(問1)
であり, だからよりである。また よりである。
点 は平面 上にあり, に対して対称であるからとおける。 は平面 に垂直なのでである。したがってであり,よりである。ゆえにである。
(問2)であるから,(問1)よりである。 かつ であるからである。
一方, は の二等辺三角形なので,その面積はである。したがって四面体 の体積はである。
(問3)
の外接円の中心 も対称性からとおける。 よりであるからとなる。したがってよりである。
(問1)より であるからである。これが に等しいのでである。よってとなる。 よりである。
別解
解法2(問3:二等辺三角形の対称軸)
方針
を の中点とする。二等辺三角形 の対称軸上に があることを使い, を長さだけで求める。
解答
(問3)
を の中点とする。 より外心 は直線 上にあり, である。直角三角形 に , を代入するとであるからまた も直線 上にある。 と, が の方向であることからしたがってこれが なので より である。
総評
難度6,計算量5,想定時間20分。公式の出題意図は,空間ベクトルの内積,四面体の体積,二等辺三角形の三角比・外心を統合すること。正射影と外心がともに 方向にある対称性を最初に固定すると式が短い。内積解法と二等辺三角形の対称軸による別解を併記し, を相互検算した。公式略解の3結果と照合済み。